考え方がある

反射神経は心の動きとは何ら関係のない部分で動いています。このため状況を察知して熱い火に飛び退いたり向かってきたボールからとっさに避けるということができるのです。交感神経や副交感神経などの自律神経を動かしているのも神経です。このため、人は眠っていても内臓を動かしたり呼吸をしたりできるのです。このため、体と心は別物であり、体が痛かったり元気が無かったりしても問題なく明るく出来たり動いたりできるのです。大阪にある総合病院のように、診療する病気が細分化されているので、体はパーツごとに別々という認識が広がっています。実際、他人の臓器を移植したり、細胞から内臓を作り出したりということが大阪を始めとする日本や世界で研究が行なわれており、人間をパーツごとに作ることができる技術も発展してきているのです。

しかし、心療内科では心と体を別々には考えません。精神は神経の信号で司られているため、器質的な反応と切り離して考えることはできないのです。脳に精神が宿るとするのであれば、あらゆる体調が心と関係しているといっても良いのです。そのため、心療内科はストレス内科ともよばれています。精神的なプレッシャーは受験や仕事、近所づきあいなどあらゆる面で生じてきます。それがきっかけとなり、胃腸が過敏に動き、下痢や嘔吐、便秘といった事態を引き起こすのです。その影響は消化器系だけにはとどまりません。内分泌系の異常が生じると体のホルモンバランスが崩れ、食欲がなくなるということもあります。その結果拒食症や肥満といった症状が起こります。また、神経系への影響で偏頭痛、循環器系への影響で高血圧やあらゆる心臓病、呼吸器系では喘息を引き起こすこともあるのです。